盗聴被害の実態と盗聴を仕掛けた犯人とは?


盗聴の被害の実態と盗聴器を仕掛けた意外な犯人像とは?

皆さんは、盗聴の被害件数をご存知ですか?普通に生活していれば、まさか自分の生活が誰かに聞かれているなんて考えないでしょう。しかし、実は皆さんが思っている以上に、盗聴被害は多いのです。そこで、今回は盗聴の被害件数と盗聴犯の犯人像について紹介したいと思います。

被害に気付きにくいのが盗聴の実態

インターネットなどでニュースや新聞の記事を探すと、盗聴被害に関する様々なデータが出てきます。しかし、それらのデータが実態を表しているとはいえません。なぜなら、これらのデータは被害に気付いた人だけのデータだからです。
盗聴被害にあっている人の多くは、自分が盗聴被害にあっているとは気付いていないのが現状です。そのため、実際の盗聴被害の件数を把握するのは非常に困難といえます。
例えば、コンセントに盗聴器が仕掛けられていたとしても、普通に生活していれば疑うこともありません。盗聴器という物があって、それによって盗聴被害にあっている人がいる。そのような情報を知っていたとしても、まさか自分が被害にあっているとは考えないからです。
だからこそ、盗聴被害の本当の被害件数を知ることは難しくなっているのです。

盗聴器は簡単に購入できる?

盗聴器と聞くと、なんだか特別なものだと思う人もいるでしょう。しかし、調べてみると、多くの盗聴器が簡単に購入できることが分かります。この現実からも盗聴被害というのは、それほど特別なことではないことが分かるでしょう。
まさか自分が盗聴被害にあっているわけがないと考えて、他人ごとだと思わないようにしてください。
なぜならば、盗聴被害とは本当に恐ろしいものだからです。
そして、女性の場合は特に注意が必要となります。盗聴されているということは、自分の生活パターンを把握されているということです。
盗聴されていれば、当然ですが在宅中なのか留守なのかも盗聴犯に知られてしまいます。また、電話での会話も聞かれているので、ある程度の予定まで把握されてしまいます。
これによって、更なる犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあるのです。
盗聴被害なんて自分には関係ない。盗聴被害にあった人も最初はそう考えていたはずです。
盗聴被害にあわないためには、まず自分の意識を変える必要があります。自分は大丈夫と考えずに、そういった可能性もあるということを忘れないようにしましょう。それが、あなた自身を守ることにつながるのです。

盗聴をする犯人とは?

では一体、誰がどんな目的で盗聴をするのでしょうか?
盗聴犯の正体は、被害者に対して強い執着心や恨みを持つ元恋人や友人など顔見知りの人物である場合もあれば、好奇心から無差別に盗聴する見知らぬ盗聴マニアなどである場合もあります。
中には夫婦のどちらかが相手の浮気を疑って自宅に盗聴器を仕掛けたり、家族や子供に対する行き過ぎた愛情から盗聴器を仕掛け家族を監視しているというケースもあります。
しかし、実際に犯人が誰かハッキリ特定できるパターンは意外に少ないのです。
なぜなら、盗聴は証拠をつかむのが難しいからです。
そのため、盗聴器は発見したけれど、犯人が誰なのか分からないといったことも珍しくありません。
仮に「この人が仕掛けたに違いない」というほど怪しい人物に心当たりがあったとしても、証拠がなければ犯人だと断定することはできません。だからこそ、盗聴被害にあわないように注意することが大切になるのです。
では、具体的にどのような点に注意すればいいのでしょうか?次は、盗聴被害にあわないためのポイントを紹介します。

盗聴について知っておく

盗聴被害にあわないようにするためには、盗聴について知っておく必要があります。
つまり、盗聴器について知っておく必要があるということです。
どのような種類の盗聴器があるのか?どのような場所に設置されやすいのか?それらを知ることが、盗聴被害にあわないための最初の一歩になります。
盗聴器の種類は様々なものがありますが、これらを全て覚えておくというのは現実的ではありません。
そこで、まずは盗聴器が設置されやすい場所について知っておきましょう。
過去のデータからも盗聴器がしかけられやすい場所というものが存在します。
  • 家電製品の近く
  • 電話機や火災報知器の中
  • 室内照明器具など
以上のような場所に仕掛けられている場合が多くなっています。
実際にコンセント付近は特に仕掛けられやすいので、死角には注意していただきたいです。

参考:市役所で盗聴器発見 「盗聴電波が出ている」テレビ制作会社が発見、コンセント内に 川西市|総合|神戸新聞NEXT

もし気になることがある方は、一度これらの場所を確認してみることをおすすめします。見覚えのないものが仕掛けられていた時には盗聴器の可能性があるので、適切な対応が必要になるでしょう。

まとめ

盗聴被害というのは、誰もが巻き込まれてしまう可能性があります。自分だけは大丈夫だと思わないでください。なぜならば、表に出ている被害件数というのは、あくまで表に出ている数字でしかないからです。表に出ていない被害というのは、どれほどの数字なのか誰にも分かりません。簡単に盗聴器が手に入ってしまう現代においては、盗聴されないための心構えが必要になってきます。
悪質な犯罪に巻き込まれないためにも、日頃から注意するようにしましょう。

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